【2023年5月最新】EC情勢について
- 2023.05.13
- news
2023年に入ってレストランや百貨店など、リアル店舗への客足が戻ってきました。
仕事終わりの居酒屋の賑わいを見ると、なんだか懐かしい気分になります。
そして飲み会などに久しぶりに出てモチベが上がりました。
自宅やリモートでガス抜きするのとわけが異なり、外遊というものの大切さが身に染みて感じられました。
ただ、急に人が戻ってくるものだから、人手不足な店舗が多く見受けられますね。
インバウンドでもチャンスロスが絶えず起こっているそうです。
恐らく、そこにビジネスチャンスがあると思うのですが。
タブレット型のオーダリングシステムや、配膳ロボットなど、人手不足を解消出来るサービスが普及しておりますが
個人店や小さいお店の導入は出来ないので、「人材」という部分でもっと働きたいと思える何かが必要だと感じます。
物価や税金も上がっているなかで賃金があがらない中、そこの解消が難しいです。
一方で、リアル店舗への戻りに伴い、ECへの利用者が減少。
2割からひどいところだと5割くらい落ち込んでいるのではないでしょうか?
コロナ禍でEC事業に参入したリアル店舗をもたない店舗にとっては
とても苦しい状況です。
コロナ禍前に戻っただけの話・・・といえばそうなのですが
リアル店舗を持たないEC事業は今後かなり苦戦します。
Yahooショッピングは、PAYPAYモールを統合しプロモオプションなど
とても改悪なことを成し遂げ、
多数の店舗で閑古鳥が鳴いてます。
「出店料無料だから」正直何も文句言えないのですが、もう楽天と統合すれば?と思います。
楽天市場店は去年までDMだけだった広告をWEB特集ページなどもセットにしたり、CMを打ち出したり
色々策を講じてますが、なかなか結果に結ばず。
Amazonもやはり少しずつ落ちていってますね。
これは、単純にユーザーがスマホより店舗へ足を運んでいるだけなので
何が悪いとかはないので歯がゆいところです。
その中で、上手くいっているEC店舗というのは、コロナ禍で売り上げが伸び、現在下がっていたとしても
コロナ禍前より売り上げが上がっています。
まず、コロナ禍で伸びた店舗というのは
・信頼ある商品を、丁寧なサービスで販売している(レビューなどで高評価がつく)
・在庫を切らさずもっている(サーチから下がるのを防ぐ)
・早い配送を心掛けている(あす楽やお急ぎ便)
・オリジナリティーがある(差別化)
・各サイトに合ったSEO対策をしている(サーチ対策やコンテンツ作り)
・シーズナブルイベントをしている(稼働していることのアピール)
というところをきちんとやっております。
とはいえ、上記はEC運営するのに基本中の基本なのですが
出来ていない店舗が多い印象です。とてももったいない。
ただ、ワンオペであったり、htmlタグに詳しいスタッフがいない、などで
手が回らない理由はあるとは思います。
でもそこの投資は必要不可欠で、将来的に損してしまうのです。
ブランディング力の大切さは、やはり継続、だと思います。
ポッと出の商品・店舗が急に売れるのは
広告を打ち出す・メディアに出る・SNSでバズる・口コミで広がる
この4大要素。
ただ、落ちるのも早いです。
反して、根強い評価を得ている店舗というのは何かで炎上しても
やはり本質的な評価というのはそうそう落ちません。(不衛生とか詐欺系は終わりですが)
地道で一番大変な作業ですが、年間のスケジュールを組んで
シーズナブルイベントをしつつ、コンテンツを作り上げていくことが
大切です。
コンテンツ作りについては
・シーズン特集ページ
・商品ページの作り込み
・シズル感ある画像の設置
・商品の使い方・調理方法の動画
・店舗の歴史・概要
・BtoBやメディア用の問い合わせ先
がマストかなと。
ぜひ、こういったコンテンツ作りにお困りの方は
リリウェブ木村まで、お問い合わせ下さいませ。
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